セキュリティ パーソナルデータ:個人に関わる情報の広がり
- パーソナルデータとはパーソナルデータとは、特定の個人を識別できる情報のことを指します。これは、単に氏名や住所、生年月日といった直接的に個人を特定できる情報だけに留まりません。例えば、普段あなたが利用しているインターネットの閲覧履歴や、お店での購買履歴、さらにはスマートフォンの位置情報なども、あなた個人と結びつくことでパーソナルデータとなりえます。従来の個人情報保護の概念では、氏名や住所といった、いわゆる「個人情報」が中心に考えられてきました。しかし、近年の情報技術の目覚ましい発展に伴い、私たちの行動や趣味嗜好に関するデータが、これまで以上に大量に生成・蓄積されるようになりました。そして、これらのデータも、個人が識別できる状況下ではパーソナルデータとして扱われるようになってきています。例えば、あなたがインターネットで頻繁に特定の商品の広告をクリックしているとします。この情報は一見、あなた個人を特定できるものではありません。しかし、あなたが過去にその商品を購入していたり、他のサイトでも類似の商品を検索していたりする場合、これらの情報と結びつくことで、あなた個人を容易に推測できる可能性があります。このように、パーソナルデータは、従来の個人情報に加えて、個人情報とそうでないものの境界が曖昧な情報も含めた、より広範囲な情報の総称といえます。そして、このパーソナルデータは、情報技術の進化とともに、その範囲をますます拡大させているのです。
