ブロックチェーン ブロックチェーンの分岐:ハードフォークとは?
ブロックチェーンとは、取引記録を鎖のようにつなげて保管する巨大なデータベースと例えることができます。このデータベースは、世界中に散らばる多数のコンピュータで共有され、常に最新の状態で維持されています。このデータベースに変更を加える必要が生じた場合、例えば新しい機能を付け加えたり、安全性をより高めたりする場合に、「フォーク」と呼ばれる作業が行われます。フォークとは、ブロックチェーンを分岐させることを意味します。例えるなら、一本の道が分かれ道に分かれるように、ブロックチェーンも二つ以上の異なる道に分岐します。分岐したそれぞれの道は、元のブロックチェーンの記録を引き継ぎながら、独自のルールで更新されていきます。フォークには、大きく分けて「ソフトフォーク」と「ハードフォーク」の二種類があります。ソフトフォークは、元のブロックチェーンのルールを少しだけ変更するような場合に行われます。この場合、元のブロックチェーンを使っている人も、新しいルールで動いているブロックチェーンに参加することができます。一方、ハードフォークは、元のブロックチェーンのルールを大きく変更する場合に行われます。この場合、元のブロックチェーンと新しいブロックチェーンは互換性がなくなり、それぞれ別の道を歩むことになります。ブロックチェーンにおけるフォークは、技術的な進歩やコミュニティの意見の相違など、様々な理由で発生します。フォークによって、ブロックチェーンはより良いものへと進化していくことができます。
