その他 テラメント事件:虚偽大量保有報告書の真相
2008年1月25日、金融業界を揺るがす大きな出来事が起こりました。投資会社であるテラメント株式会社が、名だたる大手企業6社の株式の過半数を取得したとする報告書を金融庁に提出したのです。これは、企業買収や経営への影響力を強めるための重要な手続きです。対象となったのは、医薬品業界のアステラス製薬、電機業界のソニー、重工業を代表する三菱重工業、自動車業界のトヨタ自動車、メディア業界のフジテレビジョン、そして通信業界の日本電信電話という、まさに日本経済を支える大企業ばかりでした。もしテラメント社の報告が真実であれば、この会社は一夜にして巨大な影響力を持つ存在となり、日本の経済界全体を揺るがす事態になっていたでしょう。
