G-SIBs

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組織

金融システムを守る要!G-SIBsとは?

世界経済において、巨大な影響力を持つ銀行グループが存在します。それが「グローバルなシステム上重要な銀行」、すなわちG-SIBsです。国際的に事業を展開するこれらの巨大銀行は、世界経済の安定にとって非常に重要な存在であると同時に、ひとたび問題が生じると、世界中に計り知れない影響を及ぼす可能性を秘めています。G-SIBsが仮に経営破綻などの事態に陥った場合、その影響は金融機関同士の取引のみならず、企業の資金調達や個人の預金にまで及び、世界経済は大混乱に陥る可能性があります。世界恐慌のような事態も招きかねないことから、G-SIBsは他の金融機関と比べて、より厳しい規制の対象となっています。具体的には、G-SIBsは、一般的な銀行よりも多くの自己資本を保有することが義務付けられています。自己資本とは、銀行が事業を行う上で必要な資金源であり、預金などの負債とは異なり、返済の必要がありません。自己資本比率を高めることで、不測の事態に備えるとともに、経営の安定性を図ることができます。世界経済の安定を維持するため、G-SIBsに対する規制は今後も強化されると予想されます。私たちは、G-SIBsの存在意義と、それが世界経済に及ぼす影響について、正しく理解しておく必要があります。
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