その他 オリンピック景気とその後の変化
1964年の東京オリンピック。それから半世紀以上が過ぎた今でも、日本人の記憶に鮮やかに残る一大イベントです。しかし、オリンピックがもたらしたのは、スポーツの祭典だけではありませんでした。開催が決まった1959年から、日本経済は大きく成長し始めます。これが「オリンピック景気」と呼ばれる、1962年11月から1964年10月までの好景気です。敗戦の傷跡から立ち直りつつあった日本にとって、オリンピックはまさに復興の象徴でした。 人々は未来に向けて大きな希望を抱き、活気に満ち溢れていたと言えるでしょう。街の風景も大きく変わりました。道路や鉄道などの交通網が整備され、競技場や選手村といった施設の建設も進み、街には次々と真新しい建物が出現しました。街行く人々の服装も変わり、モノクロからカラーへと、テレビが生活の一部となり始めました。時代の変化を誰もが実感として感じ取れた時代だったと言えるでしょう。オリンピックは、日本の高度経済成長のきっかけとなり、その後の発展に大きく貢献したのです。
