経済指標 ミザリー指数:経済の幸福度を測る物差し
ミザリー指数は、アメリカの経済学者であるアーサー・オークンが考案した経済指標です。この指標は、国民が経済的にどれほど苦しい状況にあるのか、その度合いを数値で表しています。計算方法は非常にシンプルで、インフレ率と失業率を足し合わせるだけです。インフレ率は、物やサービスの価格が上昇する割合を示す指標です。インフレ率が高くなると、同じ金額のお金で買えるものが少なくなってしまうため、生活費が増加し、経済的な苦境に繋がります。一方、失業率は、労働力人口に占める失業者の割合を示す指標です。失業率が高くなると、職を失うリスクが高まり、経済的な不安定さが増大します。ミザリー指数は、これらの経済指標を組み合わせることで、国民の経済状況を総合的に把握することができます。 インフレ率と失業率のどちらか一方だけが上昇した場合よりも、両方が同時に上昇した場合の方が、国民の経済的な苦境は大きくなるため、ミザリー指数はより高い値を示します。この指標は、政府が経済政策を立案する際の参考資料として活用されることがあります。
