経済指標 シカゴ購買部協会指数を読み解く
- 製造業の動きを映す鏡シカゴ購買部協会指数は、アメリカ経済の中心地である中西部地域の製造業の状況を数字で表したものです。毎月、シカゴ購買部協会が、この地域の工場などで仕入れを担当する人たちにアンケート調査を行い、その結果を集計して指数として発表しています。この指数は、新規の注文、工場で作られる製品の量、工場で働く人の数、仕入れ値、納入にかかる時間など、製造業の活動状況を幅広く表しています。そのため、この指数を見ることで、製造業が活発かどうか、景気が良くなるか悪くなるかを占うことができます。特に注目すべき点は、この指数がアメリカ経済全体にとっても先行指標としての役割を担っていることです。つまり、シカゴ購買部協会指数が上がれば、その数ヶ月後にアメリカ経済全体も良くなる傾向があり、逆に指数が下がれば、経済全体も悪化する傾向があると言われています。このことから、シカゴ購買部協会指数は、アメリカ経済の今後を占う上で、企業や投資家などにとって重要な指標となっています。
