経済指標 経済を蝕む魔物:ギャロッピング・インフレとは?
- ギャロッピング・インフレとはギャロッピング・インフレとは、物の値段が急速に上がり続ける現象を指します。通常、緩やかな物価上昇は経済成長に伴い、許容範囲とされています。しかしながら、ギャロッピング・インフレは、その言葉が馬の駆け足の速度になぞらえているように、年率数十%という猛烈な勢いで物価が上昇していく点が大きく異なります。通常、物価は一年で数%程度の上昇にとどまります。ところが、ギャロッピング・インフレに見舞われると、一年で数十%、場合によっては100%を超える勢いで物価が上昇してしまうのです。これは、私たちが毎日使う食料品や日用品の値段が、あっという間に上がってしまうことを意味します。このような状態は、私たちの生活に大きな影響を及ぼします。例えば、今までと同じ給料をもらっていても、物価上昇に給料の増加が追いつかず、実質的に生活が苦しくなってしまいます。また、急激な物価上昇は、企業の経営を不安定にし、経済全体に悪影響を及ぼす可能性もあります。ギャロッピング・インフレは、経済にとって非常に危険な状態と言えるでしょう。
