バーゼル合意

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投資戦略

リスク資産:ハイリスク・ハイリターン投資の基礎知識

投資の世界でよく耳にする「危険を取れば取るほど、大きな利益が得られる可能性がある」という言葉。これは、高い利益を狙える投資ほど、その裏側には大きな損失の可能性も潜んでいるという、投資の本質を表しています。そして、このようにリスクとリターンが表裏一体の関係にある資産のことを「リスク資産」と呼びます。では、具体的にどのようなものがリスク資産に該当するのでしょうか?代表的な例としては、企業の業績によって価格が変動する株式や、国や企業が発行する債券、土地や建物といった不動産、金や原油などのコモディティなどが挙げられます。さらに、これらの資産を組み合わせた投資信託や、価格変動のリスクがより高いデリバティブなども、リスク資産に含まれます。このように、リスク資産の種類は多岐に渡り、そのリスクとリターンのバランスも様々です。そのため、投資を行う際には、それぞれの資産のリスクとリターンをよく理解し、自身の投資目標やリスク許容度に合った投資先を選ぶことが重要になります。
ルール

銀行の安定性を支えるバーゼル合意とは?

世界経済がますます密につながる中で、国境を越えて活発に行われる金融取引。その中心的な役割を担う銀行の経営が健全であることは、世界経済全体の安定のために非常に重要です。もし、ある銀行が経営破綻すれば、その影響は取引先の企業や金融機関、そして顧客にまで連鎖的に波及し、世界経済は大混乱に陥る可能性もあるからです。こうした事態を防ぐために、国際的に活動する銀行に対しては、共通のルールを設け、健全な経営を促す取り組みが進められてきました。その代表例が「バーゼル合意」です。これは、スイスのバーゼルに拠点を置くバーゼル銀行監督委員会(バーゼル委員会)が中心となって作り上げた、銀行の自己資本に関する国際的な取り決めです。自己資本とは、銀行が事業を行うために必要な資金の元手であり、預金者などからの預金と区別して、銀行自身が保有する資金のことです。自己資本比率を高める、すなわち、銀行自身がより多くの資金を持つようにすることは、万が一、貸し倒れなどの損失が発生した場合でも、銀行が自己資金でそれを補填できることを意味し、経営の安定性を高めることにつながります。バーゼル合意では、国際的に活動する銀行に対して、リスクに見合った自己資本比率を維持することを義務付けています。この合意は、1988年のバーゼルI、2004年のバーゼルII、そして2010年のバーゼルIIIと、時代の変化や金融危機の教訓を踏まえ、何度か改定が重ねられてきました。世界経済の安定のために、銀行はバーゼル合意に基づいた健全な経営を維持していくことが求められています。
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進化する銀行規制:バーゼルIIとは

1990年代後半以降、世界はグローバル化の波に乗り、国境を越えた経済活動が活発化しました。それに伴い、金融機関の業務も複雑化し、国際的な金融取引は爆発的に増加しました。また、デリバティブ取引のような、従来にはなかった新しい金融商品も次々と開発されました。しかし、このような金融の革新は、光と影のように、新たなリスクを生み出す可能性も孕んでいました。そして実際に、1997年のアジア通貨危機や1998年のロシア金融危機など、世界各地で金融危機が勃発し、金融システムの安定に対する不安が高まりました。これらの金融危機は、世界経済に大きな打撃を与え、各国が協調して金融システムの安定化に取り組む必要性を浮き彫りにしました。そして、危機の教訓から、国際的な金融規制の枠組みを見直すべきだという声が上がるようになりました。具体的には、金融機関の自己資本規制の強化や、金融監督の国際的な連携強化など、さまざまな取り組みが進められることとなりました。
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