経済政策 マネタリズム:金融政策の重要性を説く経済学
- マネタリズムお金の流れを制する者が経済を制すマネタリズムは、経済学の考え方のひとつで、国の経済活動を大きく左右するのは、ずばり「お金の流れ」だとする考え方です。銀行にお金を預けたり、企業がお金を借りたり、私たちがお買い物をしたりする、日々のあらゆる経済活動において、お金は絶えず動いています。マネタリズムでは、このお金の流れをうまくコントロールすることが経済全体の安定と成長に欠かせないと考えています。では、どのようにコントロールするのでしょうか?マネタリストと呼ばれる経済学者たちは、「適切なお金の量」を政府が管理することが重要だと主張します。お金が世の中に溢れすぎると物価が上がり、逆に少なすぎると経済活動が停滞してしまうように、お金の量によって経済は大きく影響を受けます。また、マネタリストは、政府が経済に過剰に介入することには反対の立場をとります。政府による規制や介入は、時に市場メカニズムを阻害し、経済の自然な流れを乱す可能性があるからです。そのため、マネタリズムは、自由な市場における競争を重視し、政府の役割はあくまでも「適切なお金の量の管理」に徹するべきだと考えます。
