金利・為替 ユーロユーロ市場の概要
ユーロユーロとは、ユーロ圏以外の地域で取引されるユーロのことを指します。具体的には、日本の銀行や企業が、ロンドンや東京などの金融市場において、ユーロ建てで預金や融資、債券取引などを行う際に、「ユーロユーロ」という形で取引が行われます。なぜユーロ圏外でユーロが使われるかというと、そこには為替リスクや取引コストの削減といったメリットがあるからです。例えば、日本の企業がフランスの企業とユーロ建てで取引する場合、一度円をユーロに交換する必要があります。しかし、ユーロユーロ市場であれば、円を介さずに直接ユーロ建てで決済を行うことができます。ユーロユーロ市場は、ロンドンや東京などの国際金融センターを中心に形成されており、世界中の銀行や企業、投資家などが参加する巨大な市場となっています。この市場では、預金や融資だけでなく、債券やデリバティブといった様々な金融商品がユーロ建てで取引されています。
