経済政策 知られざる貿易の費用: マークアップとは?
商品を海外から仕入れて国内で販売する、貿易会社にとって利益を得るための重要な要素の一つに、マークアップがあります。マークアップとは、簡単に言うと仕入れ値に上乗せする利益のことです。例えば、ある貿易会社が海外から1000円の商品を輸入したとします。そして、その商品を国内で1500円で販売するとします。この場合、500円がマークアップとなり、このマークアップが会社の利益となります。マークアップは、企業が自由に設定できるものではありません。商品の需要、競合他社の価格、為替レート、輸送コスト、関税などの要素を考慮して、適切な価格設定を行う必要があります。マークアップは、一見すると関税と似たような仕組みに見えます。関税は、国が輸入品に対して課す税金である一方、マークアップは企業が自社の利益のために上乗せする金額です。しかし、どちらも国内で販売される商品の価格を左右する要素であることは間違いありません。
