経済指標 過去の経済指標:卸売物価指数
- 卸売物価指数とは卸売物価指数は、企業間で売買される商品の価格の変動を示す経済指標です。卸売物価指数は、製造業や鉱業などの企業が、他の企業に販売する際の価格を調査し、指数化したものです。この指数を調べることで、企業間で取引されるモノの価格水準が、ある時点と比べてどれくらい変化したのかを知ることができます。例えば、ある年の卸売物価指数が前年と比べて上昇したとします。これは、企業間で取引される商品の価格が、平均的に上昇したことを意味します。つまり、モノを仕入れる企業にとって、コストが増加していることを示しています。卸売物価指数は、消費者物価指数(CPI)と並んで、物価の動向を把握するための重要な指標として、政府や中央銀行、企業などが注目しています。卸売物価指数は、消費者物価指数に比べて、景気の影響を受けやすいという特徴があります。これは、卸売物価指数が、川上の原材料や中間財の価格変動を反映しているためです。一方、消費者物価指数は、川下の最終消費財の価格変動を反映しています。卸売物価指数の動向は、企業の仕入れ価格や、最終的な消費者への販売価格に影響を与える可能性があります。そのため、卸売物価指数の動きを把握しておくことは、経済の動向を予測する上で非常に重要です。
