経済指標 景気動向を数値で見る: CI入門
- 景気の状態を示す羅針盤CI景気が良いのか悪いのか、その全体像を把握することは容易ではありません。なぜなら、景気は生産、雇用、物価など、様々な要素が複雑に絡み合って変動するからです。そこで、これらの経済指標を総合的に分析し、景気の状態を数値で表す指標として用いられるのが「CI」です。CIは、様々な経済指標が、基準となる年からどれだけ変化したかを計算することから始まります。例えば、生産量が前年より増加していればプラス、減少していればマイナスといった具合です。そして、これらの変化率を平均化し、さらに時間経過とともに累積していくことで、景気全体の動きを一つの数値として表現するのです。このように、CIは複雑な経済状況を分かりやすく数値化してくれるため、企業が設備投資などの経営判断を行う際や、政府が景気対策を検討する際の重要な判断材料となります。まるで、複雑な経済の海を航海するための羅針盤のような役割を担っていると言えるでしょう。
