経済指標 国の家計簿?財政収支を解説
- 財政収支国の家計簿を覗いてみよう財政収支とは、国や地方公共団体といった政府が、一定期間(通常は1年間)に得た収入と使ったお金の差額を表す指標です。国の家計簿をイメージすると分かりやすいでしょう。家計簿と同じように、収入が多い場合は黒字、支出が多い場合は赤字と表現します。収入にあたるものは「歳入」、支出にあたるものは「歳出」と呼ばれます。歳入の大部分は、私たち国民や企業が支払う税金です。その他、国が保有する財産から得られる収入や、国債の発行による収入なども含まれます。一方、歳出は、社会保障費、公共事業費、教育費、防衛費など、様々な政策に使われます。財政収支が黒字の状態は、国が収入の範囲内で支出を賄えている健全な状態と言えるでしょう。しかし、赤字が続くと、国債の発行残高が増え、将来世代に負担を先送りすることになります。また、国の信用力が低下し、金利上昇や景気悪化につながる可能性も懸念されます。財政収支は、国の経済状況や政策の成果を測る重要な指標の一つです。財政収支の内容を理解することで、国の現状や将来について考えるきっかけとなるでしょう。
