経済指標 製造業の景況感を測るNAPM指数とは
- NAPM指数とは何かNAPM指数とは、かつてアメリカ各地の製造業の景況感を測るために、全米購買部協会(NAPM)が毎月最初に営業する日に公表していた経済指標のことです。今は、サプライマネジメント協会(ISM)がこの調査を引き継いでおり、名称もISM製造業景況感指数に変わっています。この指数は、製造業で働く購買担当者約400人を対象に、アンケート調査を実施することで算出されます。具体的には、生産、新規受注、雇用、仕入れ価格、納期の5つの項目について、前月に比べて増加したか、減少したか、あるいは横ばいかを尋ねます。そして、それぞれの項目に対する回答を集計し、その結果を指数化したものがNAPM指数、すなわち現在のISM製造業景況感指数となります。この指数は、50を基準として、数値が50を超えると景気が良い方向へ、50を下回ると景気が悪い方向へ向かっていることを示します。このため、NAPM指数は、アメリカの製造業の現状だけでなく、ひいてはアメリカ経済全体の先行きを見通す上でも重要な指標とされてきました。
