準備預金

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金融政策

金融市場の安定装置:コリドー・システム

- コリドー・システムとは中央銀行は、経済の安定を保つために、日々、市場に流れるお金の量や金利を調整しています。その調整方法の一つに「コリドー・システム」と呼ばれるものがあります。これは、例えるなら、金利という名の川の流れを、一定の範囲内に誘導する仕組みのようなものです。銀行は、日々、お金を貸し借りしています。銀行同士で貸し借りをする際の金利は、市場の需給によって常に変動しています。金利が大きく変動すると、経済に不安定をもたらす可能性があります。そこで、中央銀行は、金利の変動幅に上限と下限を設けることで、金利を安定させようとします。この上限と下限の間の範囲を「金利コリドー」と呼びます。コリドーの上限は「ロンバート型貸出金利」によって決まります。これは、中央銀行が民間銀行にお金を貸す際の金利です。上限が設定されることで、金利がそれ以上に上がることを防ぎます。一方、コリドーの下限は「準備預金金利」によって決まります。これは、民間銀行が中央銀行に預けているお金に対する金利です。下限が設定されることで、金利がそれ以上に下がることを防ぎます。このように、中央銀行はコリドー・システムを通じて、市場金利を一定の範囲内に誘導し、経済の安定を図っているのです。
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