経済指標 環境考慮の経済指標:グリーンGDP
経済活動を測る上で、国内総生産は欠かせない指標となっています。これは、ある一定期間内に国内で新たに生み出された財やサービスの合計値を表すものですが、経済活動が環境に与える影響までは考慮されていません。例えば、工場の稼働によって排出される有害物質による大気の汚染や、森林を伐採することによる生態系への影響は、国内総生産の計算には含まれていません。つまり、国内総生産が増加したとしても、それと同時に地球環境が悪化している可能性もあるのです。経済活動が活発になればなるほど、環境問題への対策はより重要性を増してきます。環境を犠牲にすることなく、いかに経済活動を維持していくかが、これからの社会にとって大きな課題と言えるでしょう。 環境保全と経済成長の両立は、持続可能な社会を実現するために避けては通れない課題です。環境への負荷を低減する技術革新や、環境に配慮した経済活動への転換などが求められています。
