税金 個人年金制度「IRA」とは?
アメリカの年金制度は、日本のような公的年金制度とは大きく異なり、老後の生活資金を準備するための仕組みは「3階建て」と呼ばれています。1階部分は「社会保障制度」と言い、これは日本の国民年金に相当しますが、その給付水準は高くありません。そのため、社会保障制度だけでは老後の生活資金を十分に賄うことは難しいのが現状です。2階部分は、日本の厚生年金に相当する「企業年金制度」です。代表的なものに確定拠出型年金制度の401kなどがありますが、企業が必ずしも導入しているわけではなく、企業や個人の選択によって加入の有無が決まります。そして3階部分は、個人で積み立てる「個人年金制度」です。その代表格がIRAと呼ばれるもので、老後のための重要な資産形成手段として位置付けられています。このように、アメリカの年金制度は自己責任の色合いが濃く、老後の生活設計は、個人がそれぞれの状況に合わせて適切な準備を行う必要があります。
