その他 戦後最大の贈収賄事件:リクルート事件
1988年、日本中を巻き込む大きな事件が起こりました。それは、情報サービスを扱う会社であったリクルート社が起こした、賄賂事件です。この事件は、後に『リクルート事件』とよばれ、日本の政治や経済の中枢に関わる多くの人々が関与していたことから、大変な衝撃を与えました。リクルート社は、当時、新しい情報サービスを次々と生み出し、急速に業績を伸ばしていました。この成長をさらに加速させるため、政界や官界との繋がりを強化しようと考えたのです。その手段として用いられたのが、将来性のある子会社であったリクルート・コスモス社の未公開株でした。リクルート社は、政治家や官僚など influential な立場の人々に、この未公開株を格安で譲渡しました。そして、株価が上昇した後に売却することで、多額の利益を得られるように便宜を図っていたのです。これは、見返りに便宜を期待して金品を贈る、贈収賄にあたるとされ、大きく問題視されました。
