金利・為替 中国経済のバロメーター:上海銀行間金利 (Shibor)
上海銀行間金利(Shibor、Shanghai Interbank Offered Rateの略称)とは、中国・上海の銀行間市場において、銀行同士が短期資金を貸し借りする際の基準となる金利です。銀行は、日々資金の過不足が生じるため、資金が余っている銀行が不足している銀行に対して資金を貸し出すことで、市場全体の資金需給バランスを調整しています。Shiborは、この銀行間市場における短期資金の貸出金利の指標として、中国人民銀行が毎日公表している重要な指標です。具体的には、Shiborは、上海に拠点を持つ主要な銀行18行が提示する金利のうち、外れ値を除いた上位と下位のそれぞれ4行の金利を除外した10行の平均金利として算出されます。Shiborは、取引期間(1週間、2週間、1か月、3か月、6か月、9か月、1年)ごとに公表され、銀行間市場だけでなく、企業の短期資金調達や個人の住宅ローン金利など、幅広い金融取引の指標として利用されています。そのため、Shiborの変化は、中国国内の金融市場だけでなく、国際的な金融市場にも影響を与える可能性があります。
