金利・為替 LIBORとは? 世界経済を支えた金利指標を解説
LIBORは「London Interbank Offered Rate」の略称で、日本語では「ロンドン銀行間取引金利」と言います。これは、ロンドン市場において銀行同士が資金を貸し借りする際の金利の目安となる指標です。1986年から公表されており、国際的な短期金利の指標として世界中の金融取引に広く使われてきました。具体的には、毎日、ロンドンにある主要な銀行が、他の銀行に対して一定期間(翌日物から1年間まで)資金を貸し出す場合、どれくらいの金利で貸すかを申告します。その申告された金利のうち、極端に高いものと低いものを除いた残りの金利の平均値が、LIBORとして公表されるのです。このLIBORは、住宅ローンや企業融資など、様々な金融商品の金利設定の基準として利用されてきました。例えば、住宅ローンの金利が「LIBOR+1%」などと設定されている場合、LIBORが変動すると、その変動に合わせて住宅ローンの金利も変動します。このように、LIBORは世界経済に大きな影響力を持つ金利指標として、長年重要な役割を担ってきました。
