高度経済成長

記事数:(2)

その他

オリンピック景気とその後の変化

1964年の東京オリンピック。それから半世紀以上が過ぎた今でも、日本人の記憶に鮮やかに残る一大イベントです。しかし、オリンピックがもたらしたのは、スポーツの祭典だけではありませんでした。開催が決まった1959年から、日本経済は大きく成長し始めます。これが「オリンピック景気」と呼ばれる、1962年11月から1964年10月までの好景気です。敗戦の傷跡から立ち直りつつあった日本にとって、オリンピックはまさに復興の象徴でした。 人々は未来に向けて大きな希望を抱き、活気に満ち溢れていたと言えるでしょう。街の風景も大きく変わりました。道路や鉄道などの交通網が整備され、競技場や選手村といった施設の建設も進み、街には次々と真新しい建物が出現しました。街行く人々の服装も変わり、モノクロからカラーへと、テレビが生活の一部となり始めました。時代の変化を誰もが実感として感じ取れた時代だったと言えるでしょう。オリンピックは、日本の高度経済成長のきっかけとなり、その後の発展に大きく貢献したのです。
その他

いざなぎ景気:高度経済成長の象徴

- いざなぎ景気とはいざなぎ景気とは、1966年11月から1970年7月までの57ヶ月間続いた、日本経済が大きく成長した輝かしい時代のことを指します。これは、第二次世界大戦後の荒廃から立ち直った日本が、高度経済成長期に突入する中で起こりました。この時期の日本は、年平均で10%を超える経済成長を遂げ、国民一人ひとりが生産するモノやサービスの量を示す国民総生産(GNP)は、わずか数年で2倍以上にまで増加しました。人々の暮らし向きは目覚ましい速さで向上し、戦後の貧しさから抜け出し、豊かで便利な社会を築き上げようとしていた時代でした。いざなぎ景気は、日本の高度経済成長の象徴として、現在でも語り継がれています。当時の日本は、復興への力強い意志と、世界に通用する技術力を背景に、まさに「いざなぎ」という神話の時代の国造りのように、新しい時代を築き上げていったのです。
error: Content is protected !!