投資戦略 リスク尺度ES入門:VaRとの違いと活用法
- ESとは投資の世界では、リスクを正しく理解し、管理することが非常に重要です。そのために、リスクを数値化する様々な方法が開発されてきました。ES(期待ショートフォール)も、投資における潜在的な損失を測るための尺度の一つです。金融商品への投資には、常に損失の可能性がつきまといます。ESは、ある一定期間において、ある確率(例えば1%)で起こりうる最悪の損失が、平均していくらになるのかを示す指標です。もう少し具体的に説明しましょう。ある投資信託があるとします。この投資信託が、100万円の元本に対して、1週間後に1%の確率で90万円になってしまう可能性があるとします。この場合、10万円の損失が出る確率が1%あるということになります。 ESは、この1%という確率を超えて損失が出た場合に、平均してどれくらいの損失になるのかを示します。 つまり、ESは、VaR(バリュー・アット・リスク)を超えるような大きな損失が発生した場合に、どれくらいの損失額を覚悟しておけばいいのかを知るための指標と言えるでしょう。
