投資戦略 ST倍率:日本株の底力を測る指標
- ST倍率とはST倍率は、世界の二大経済大国であるアメリカと日本の株式市場の力関係を測る一つの物差しです。具体的には、アメリカの代表的な株価指数であるS&P500種株価指数を、日本の代表的な株価指数である東証株価指数(TOPIX)で割ることで算出されます。この数値が高いほど、アメリカの株式市場が日本市場と比べて良好なパフォーマンスを示していることを意味します。例えば、ST倍率が15倍だった場合、アメリカのS&P500が日本のTOPIXに比べて15倍上昇していることを示しています。つまり、同じ期間に日本株に投資するよりもアメリカ株に投資した方が、15倍もの利益を得られた可能性があるということです。ST倍率は、為替レートの影響も大きく受けます。円安ドル高になると、ドル建てで計算されるS&P500の価値は円換算で高くなるため、ST倍率は上昇する傾向があります。反対に、円高ドル安になるとST倍率は低下する傾向があります。このように、ST倍率は日米の株式市場の動向や為替レートの変動を反映する指標として、投資家にとって重要な指標の一つとなっています。
